こんにちは、mcysmsです。
本記事では、メジャーリーグ現役最高の打撃技術を有するフアン・ソトについて解説しています。
この記事を読めば、フアン・ソトについて詳しく知ることができます。
短くまとめていますので、ぜひ最後まで読んでみてください！
この記事では、次のような悩みや疑問を解決します。
・フアン・ソトはどんな選手？
・どのくらいの記録を残しているの？
・どんなエピソードがあるの？
フアン・ソトのプロフィール
〝天才打者〟
出身地：ドミニカ共和国
生年月日：1998年10月25日（25歳）
身長/体重：約188cm/約102kg
投打：左投げ左打ち
所属チーム：ワシントン・ナショナルズ（2018-2022）、サンディエゴ・パドレス（2022-2023）、ニューヨーク・ヤンキース（2024-）
2015年、16歳の時にワシントン・ナショナルズに入団。そして、2018年に19歳という若さでメジャーデビュー。驚くことに、116試合に出場して打率.292、22本塁打、70打点、OPS.923の成績を記録し、10代選手として怪物級の数字を残した。さらに、4年連続でシルバースラッガー賞を受賞する強打者であり、首位打者を獲得するバットコントロール、41本塁打を記録する長打力を兼ね備えている。また、抜群の選球眼を持ち最多四球を3度記録、最高出塁率は2度記録している。
恐ろしいほどの打撃スキル（ミート力、パワー、広角に打ち分ける技術、選球眼など）は、現役メジャーリーガーで1番といっても過言ではない。
ニューヨーク・ヤンキースでは、アーロン・ジャッジと超強力コンビを形成。そして、相手ピッチャーに与える影響は甚大で、現役メジャーリーガーの中では最強コンビである。
フアン・ソトの能力
圧倒的打撃センスを有する最強打者
2020年、コロナ渦での短縮シーズン（60試合）では47試合に出場し、打率.351を記録して首位打者を獲得する打撃センスを持っている。また、OPSは驚異の1.185（出塁率.490+長打率.695）を記録するなど、高い出塁率と高い長打力を兼ね備えている。特に優れた選球眼を持ち、最多四球を3度も記録している。さらに30本塁打以上を3度記録するパワーもあり、2024年は自己最多の41本塁打で、ア・リーグ3位を記録した。一方で、守備と走塁は特に突出してはいないがゴールドグラブ賞の最終選考に残ったことがある。
全方向に強烈な打球を打てる技術とパワーは、圧巻です！
また、打った後の足の開きや、重心の低さから下半身や体幹の強さが伝わります。
フアン・ソトの記録
①2018年のルーキーイヤーは、116試合に出場して打率.292、22本塁打、70打点、OPS.923を記録。凄いことに10代選手として怪物級の成績を残した。しかし、この歳のルーキーには、ロナルド・アクーニャ・ジュニアがいたため、新人王の投票で2位となった。
②2019年は、150試合の出場で打率.282、34本塁打、110打点、OPS.949を記録。また、ポストシーズンでは、ゲリット・コールやジャスティン・バーランダーといった大エースから本塁打を放っている。そして、ワシントン・ナショナルズ初のワールドシリーズ優勝に大貢献した。驚くことに、自身初のポストシーズンで5本塁打を放ち大暴れした。
③2020年は、コロナの影響で60試合の短縮シーズンとなった。47試合に出場して打率.351をマークし首位打者を獲得。また、OPSもリーグ1位の1.185という驚異的な数値を叩き出した。さらに出塁率、長打率でもリーグトップを記録した。（出塁率.490+長打率.695＝OPS1.185）
④2024年は、157試合の出場で打率.288、41本塁打、109打点、OPS.988を記録。特に41本塁打は、自己最多でア・リーグの本塁打ランキング3位にランクインした。さらに、シーズン40号本塁打が通算200本塁打＆全30球団から本塁打達成のメモリアルアーチとなった。
OPSとは
OPSとは、打者を評価する指標の1つで、出塁率と長打率を足し合わせた値です。特にこちらのサイトで詳しく解説しています。
凄いことに2020年のOPS1.185は、2004年にバリー・ボンズが記録した1.422（MLB歴代最高）以降の最高値でした。
フアン・ソトのエピソード
東京ドームの天井直撃
2018年に行われた日米野球で来日した際、東京ドーム天井を直撃する衝撃の打球を放った。しかし、天井に当たったために失速し外野フライとなった。恐ろしいことに、天井がなければ、とんでもない飛距離だった可能性がある。
ホームランダービーで大谷翔平に勝利
2021年のオールスターホームランダービーでは、1回戦で大谷翔平に勝利している。再々延長戦に入る激戦の末の勝利であった。また、ホームランダービーに出場したことでスイングの修正に繋がり後半戦の成績を爆上げした。結果、打率.313、29本塁打、95打点、OPS.999と打率とOPSはリーグ2位を記録した。さらに145四球を記録し、2004年のバリー・ボンズ以降でMLB最多記録となった。
ソトシャッフル
バッターボックス内で、相手投手を見ながら足を擦る「ソトシャッフル」と呼ばれる独特のルーティンを行う。理由は、相手投手にプレッシャーを与えるためである。
まとめ
①メジャーリーグ屈指の打撃センスとパワーを兼ね備えた、左の強打者。また、選球眼が抜群で高い出塁率も誇る。さらに、アーロン・ジャッジとは現役メジャーリーガーの中で、最強とも呼ばれるコンビを形成している。
②4年連続で、シルバースラッガー賞を受賞。また、首位打者の獲得や41本塁打を記録している。さらに、リーグ1位を記録した高い出塁率と長打率を有している。凄いことに四球の獲得では、リーグ1位を3度も記録している。
③日米野球では、東京ドームの天井を直撃する驚愕の打球を放った。また、オールスターホームランダービーでは大谷翔平に勝利している。
④バッターボックス内で足を擦る動作を行う、「ソトシャッフル」と呼ばれる、ルーティンがある。
最後まで読んでいただきありがとうございました！
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